土日はお疲れ様でした。安田記念で連続G1も終わり、今週、来週とG1のない週が続きます。そして今週の予想に入る前にしっかりと安田記念&鳴尾記念のレース回顧をしていきたいと思います。
目次(各項目へ移動可能)
安田記念のレース回顧
1着 06番 ロゴタイプ
2着 08番 モーリス
3着 10番 フィエロ
まずは展開ですが、ロゴタイプがすんなり逃げれるぐらいの非常に緩いペースでした。かかっていた馬も何頭かいるぐらいでしたね。終始ロゴタイプ騎乗の田辺騎手がレースを支配しました。
ロゴタイプ
前走のダービーCTでも58キロを背負って2着に入ったように強い馬ですが、まさか逃げるとは思いませんでした。富士Sなどでもスローの中先行し、それなりの上がりを使って3着に入ったように、スローで先行してこその馬です。展開が完全に向きましたね。そして予想記事でも重馬場ならロサギガンティアとロゴタイプと書いたように、日曜の馬場が味方してくれましたのもあります。
モーリス
スローペースすぎてかかっていましたね。逃げようと思えば逃げれそうでしたが、さすがに1倍台の馬で初逃げはできなかったようです。ただ2番手につけたのはTベリー騎手の好判断だと思います。ただ田辺騎手の作戦に完全にしてやられましたね。
フィエロ
自分の本命馬でしたが、スローペースの中を上り最速で3着という結果。最終予想を書いたときにはまだ知らなかったのですが、ルメール騎手から内田騎手に替わっていましたね。フィエロは先行しようと思えばできると書きましたが、内田騎手はあえて下げました。これが悔しかったですね。ただ力があるところは示してくれたので良かったです。
上位3頭をサッと回顧しました。次は鳴尾記念を回顧していきます。
鳴尾記念のレース回顧
1着 03番 サトノノブレス
2着 12番 ステファノス
3着 02番 プランスペスカ
6着 10番 ヤマカツエース
ペース的には前3Fは緩めだったものの中間はかなり厳しい流れで、スタミナが求められる流れでした。
サトノノブレス
切れる脚がないこの馬にとってはまさに絶好の展開でしたね。先行して力でねじ伏せるという強い馬の競馬でした。今後もスタミナ勝負のレースだったら活躍できると思います。
ステファノス
ステファノスにはあまり展開が向きませんでしたが、前3Fが緩かったこともあっていい位置に付けられました。そのおかげで2着に入れましたね。切れ味勝負ならサトノノブレスよりも強いと思うので今後も注目です。
プランスペスカ
内枠からすんなり内のいい位置がとれました。終始内を回っていて距離ロスは全くなし。最後の直線もサトノノブレスの開けた道をまっすぐ伸びてきました。これ以上ないぐらいの好騎乗でしたね。ただ好騎乗しても3着にはこれないと思っていたのでそれは実力を図り間違えたようです。
ヤマカツエース
展開は予想通りで、スタミナを求められる流れになりました。そういう流れを得意としていたこの馬がなぜ負けたのか?不思議ですね。ただ今回の敗戦で次走はかなり買いづらくなったことは確かです。
以上で安田記念と鳴尾記念のレース回顧は終わりです。日曜は天気も悪くて予想が難解でしたね。今週も土曜に雨が降りそうです。幸いなことに今週の重賞は2つも日曜開催ですが、馬場の状態はしっかりと確認したい所です。もしかしたらロゴタイプのような馬が見つかるかも知れません。