武豊騎手のデータ傾向と2017年重賞成績をまとめました。2017年重賞成績は過去データの後に配置してあります。目次から読みたい所に、すぐに移動できます。
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武豊騎手|プロフィール
名前 | 武豊 |
フリガナ | タケ ユタカ |
生年月日 | 1969/3/15 |
所属 | 栗東 |
2016年成績 | 74勝(8位) |
武豊騎手|過去5年間データ
データ期間:2012年~2016年
武豊騎手|人気別成績
人気 | 着別度数 | 勝率 単回値 |
複勝率 複回値 |
1番人気 | 184-120-66-242 | 30.1% 69 |
60.5% 77 |
2番人気 | 83-91-64-252 | 16.9% 71 |
48.6% 79 |
3番人気 | 59-54-61-289 | 12.7% 76 |
37.6% 77 |
4~6番人気 | 76-94-81-774 | 7.4% 75 |
24.5% 70 |
7~9番人気 | 15-20-26-453 | 2.9% 55 |
11.9% 61 |
10番人気~ | 2-9-10-217 | 0.8% 27 |
8.8% 84 |
・分析
1番人気、2番人気に関しては単回値よりも、複回値の方が高くなっています。6番人気までは安定した勝率・複勝率・回収率ですが、7番人気以下になると非常に成績が悪く、主に人気馬に騎乗した時に狙いたい騎手となっています。
武豊騎手|脚質別成績
脚質 | 着度数 | 勝率 単回値 |
複勝率 複回値 |
逃げ | 106-57-31-174 | 28.8% 150 |
52.7% 120 |
先行 | 155-170-105-545 | 15.9% 80 |
44.1% 91 |
差し | 109-110-124-888 | 8.9% 50 |
27.9% 64 |
追込 | 39-50-47-606 | 5.3% 33 |
18.3% 43 |
マクリ | 10-1-1-7 | 52.6% 196 |
63.2% 96 |
・2016年の全騎手脚質別成績(比較用)
脚質 | 勝率 単回値 |
複勝率 複回値 |
逃げ | 16.7% 218 |
37.7% 136 |
先行 | 12.9% 115 |
35.9% 109 |
差し | 5.2% 57 |
18.4% 67 |
追込 | 1.7% 25 |
6.9% 33 |
マクリ | 17.1% 160 |
46.5% 131 |
・分析
逃げた時の成績が非常に良いです。逃げて3着以内に残すという感じではなく、しっかりと勝ち切るイメージ。ただ回収率的には他の騎手と比べると、高くはありません。逃げ馬でも差し馬でも、人気馬をしっかりと勝たせるような堅実な騎手と言えそうです。
武豊騎手|枠順別成績
枠順 | 着度数 | 勝率 単回値 |
複勝率 複回値 |
1枠 | 35-46-29-236 | 10.1% 55 |
31.8% 70 |
2枠 | 58-38-22-275 | 14.8% 89 |
30.0% 65 |
3枠 | 60-45-32-247 | 15.6% 74 |
35.7% 70 |
4枠 | 47-41-45-264 | 11.8% 58 |
33.5% 80 |
5枠 | 60-51-43-268 | 14.2% 86 |
36.5% 79 |
6枠 | 43-53-41-284 | 10.2% 57 |
32.5% 74 |
7枠 | 54-63-54-312 | 11.2% 50 |
35.4% 79 |
8枠 | 62-51-42-341 | 12.5% 67 |
31.3% 68 |
・分析
最も好成績なのは5枠。単複回収率が高くなっています。成績が悪いのは1枠。特に勝率・単回値が悪いですね。総合的にみると2枠~5枠の中枠を得意としているようで、1枠や6枠より外は勝率が低くなっています。
武豊騎手|クラス別成績
クラス | 着度数 | 勝率 単回値 |
複勝率 複回値 |
新馬 | 40-35-34-214 | 12.4% 42 |
33.7% 60 |
未勝利 | 117-125-92-632 | 12.1% 61 |
34.6% 76 |
500万下 | 106-93-72-581 | 12.4% 70 |
31.8% 70 |
1000万下 | 68-62-51-347 | 12.9% 65 |
34.3% 76 |
1600万下 | 35-31-23-142 | 15.2% 123 |
38.5% 102 |
OP特別 | 16-16-11-89 | 12.1% 53 |
32.6% 66 |
G3 | 17-10-11-90 | 13.3% 78 |
29.7% 74 |
G2 | 14-10-11-54 | 15.7% 95 |
39.3% 79 |
G1 | 6-6-3-78 | 6.5% 30 |
16.1% 38 |
・分析
最も得意なクラスは1600万下で、単複回収率は100以上。重賞を見てみると、G1ではあまり活躍できていませんが、G2やG3の成績が素晴らしいです。新馬戦では勝率などは高いのですが、武豊騎手が騎乗すると期待感からか、かなり人気するようで回収率は非常に低くなっています。
武豊騎手|競馬場別成績(芝)
競馬場 | 着度数 | 勝率 単回値 |
複勝率 複回値 |
札幌 | 3-6-4-22 | 8.6% 60 |
37.1% 88 |
函館 | 13-3-3-36 | 23.6% 193 |
34.5% 82 |
福島 | 1-0-2-5 | 12.5% 38 |
37.5% 67 |
新潟 | 1-2-2-15 | 5.0% 30 |
25.0% 59 |
東京 | 24-18-18-176 | 10.2% 71 |
25.4% 70 |
中山 | 9-11-6-69 | 9.5% 64 |
27.4% 61 |
中京 | 23-25-16-150 | 10.7% 73 |
29.9% 74 |
京都 | 88-60-56-356 | 15.7% 78 |
36.4% 77 |
阪神 | 53-58-53-322 | 10.9% 70 |
33.7% 82 |
小倉 | 21-20-11-90 | 14.8% 78 |
36.6% 77 |
・分析
最も得意としているのは函館。勝率・単回値は非常に高く、騎乗回数は少ないですが、もし騎乗していたら狙いたい所。騎乗数が多い京都と阪神では、回収率はほぼ同じです。ただ京都なら単勝、阪神なら複勝に妙味がありそうです。
武豊騎手|競馬場別成績(ダート)
競馬場 | 着度数 | 勝率 単回値 |
複勝率 複回値 |
札幌 | 0-2-4-16 | 0.0% 0 |
27.3% 46 |
函館 | 8-2-4-18 | 25.0% 95 |
43.8% 71 |
福島 | 0-2-0-2 | 0.0% 0 |
50.0% 80 |
新潟 | 0-2-0-6 | 0.0% 0 |
25.0% 40 |
東京 | 16-21-16-126 | 8.9% 31 |
29.6% 69 |
中山 | 8-12-10-49 | 10.1% 49 |
38.0% 77 |
中京 | 19-15-12-108 | 12.3% 65 |
29.9% 58 |
京都 | 73-62-48-338 | 14.0% 59 |
35.1% 70 |
阪神 | 51-59-36-272 | 12.2% 63 |
34.9% 70 |
小倉 | 8-8-7-51 | 10.8% 42 |
31.1% 76 |
・分析
得意としているのは京都と阪神で、安定した成績です。その他では中山が得意そうですね。複回値は一番高いです。苦手としているのは東京や中京などの直線の長いコースで、東京は単回値が31と低く、中京は複回値が58と低いです。
武豊騎手|距離別成績データ(芝)
距離 | 着度数 | 勝率 単回値 |
複勝率 複回値 |
1000m ~1300m |
41-28-20-197 | 14.3% 95 |
31.1% 72 |
1400m ~1600m |
63-71-59-496 | 9.1% 54 |
28.0% 67 |
1700m ~2000m |
94-77-71-418 | 14.2% 82 |
36.7% 83 |
2100m ~2400m |
32-21-18-101 | 18.6% 115 |
41.3% 93 |
2500m~ | 6-6-3-29 | 13.6% 68 |
34.1% 93 |
・分析
最も得意としているのは2100m~2400mの中長距離で、特に非根幹距離の2200mでの成績が素晴らしく優秀です。苦手としているのは1400m~1600mで、特にマイルの成績はかなり悪いです。
武豊騎手|距離別成績データ(ダート)
距離 | 着度別 | 勝率 単回値 |
複勝率 複回値 |
1000m ~1300m |
48-44-38-250 | 12.6% 54 |
34.2% 68 |
1400m ~1600m |
52-53-43-333 | 10.8% 49 |
30.8% 66 |
1700m ~2000m |
82-85-52-389 | 13.5% 63 |
36.0% 70 |
2100m ~2400m |
1-3-4-14 | 4.5% 17 |
36.4% 117 |
・分析
全体的に芝に比べてダートの方が成績が悪くなっています。その中でも最も得意なのは1700m~2000mの中長距離。そして最も苦手なのは1400m~1600mの所ですね。芝でもダートでも1400mや1600mは苦手なようです。
武豊騎手|年間別成績データ
年 | 着度別 | 勝率 単回値 |
複勝率 複回値 |
2012年 | 56-61-44-430 | 9.5% 58 |
27.2% 66 |
2013年 | 97-62-58-432 | 14.9% 75 |
33.4% 74 |
2014年 | 86-87-64-435 | 12.8% 71 |
35.3% 81 |
2015年 | 106-89-65-503 | 13.9% 71 |
34.1% 69 |
2016年 | 74-89-77-427 | 11.1% 58 |
36.0% 76 |
・分析
2012年は不調でしたが、2013年以降は勝率10%以上、複勝率30%以上と、常に素晴らしい成績を収めています。どの年の関しても単勝よりも複勝の方が妙味がありますし、複勝率的にも、馬券の軸として非常に信頼できます。
武豊騎手|傾向まとめ
- 上位人気馬に乗った時に信頼できる
- どの脚質でも安定した成績を収めている
- 2枠~5枠の中枠が得意。外枠は苦手
- 1600万下戦、G2戦、G3戦が得意
- 芝は函館が得意。京都は単勝、阪神は複勝
- ダートは中山が得意。東京、中京は苦手
- 芝は2100m~2400mの長い距離が得意
- ダートも1700m~2000mの長い距離が得意
- 近4年は安定した成績。複勝の方が妙味あり
武豊騎手|2017年重賞成績
1月05日 京都金杯(G3)
→エアスピネル 1着
皐月賞4着、東京優駿4着、菊花賞3着と常に強い走りを見せてきたエアスピネルの、古馬になって初めてのレースがこの京都金杯。明け4歳馬ながら56.5キロを背負わされたが、単勝オッズは1.8倍と断然の支持を集めていた。レースは先行したエアスピネルには非常に厳しい流れになったが、最後までしぶとく粘り、同じく4歳馬斤量55キロのブラックスピネルの猛追をしのぎ切った。ちなみにこの京都金杯は、3着の8歳馬フィエロを除けば、上位6着まで4歳馬が独占。4歳世代のレベルの高さを証明するようなレースとなった。
1月08日 シンザン記念(G3)
→タイセイスターリー 2着
1月17日 日経新春杯(G3)
→トルークマクト 7着
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